【書評】とにかく仕組み化 その2 著者:安藤広大

◆書評◆
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こんにちは、中華飯です。

前回の続きで 「とにかく仕組化 」という本の書評です。

「替えの効く歯車になれ!」というメッセージが込められた本です。

普通だと「歯車にならず、オンリーワンになろう」ですよね?

何故逆のことを言っているのか?

その辺りを学んでいきましょう!

企業理念とは

企業理念とは「成し遂げたい想い」で、会社が目指す姿になります。

創業者が起業する時に思い描くものです。

この企業理念があるから、判断に貫性が生まれます。

何故企業理念が必要なのか?

起業理念が必要な理由は、会社が進む方向を定めるためです。

起業理念がないと、利益だけを追求するようになり、経営判断を間違えてしまいます。

利益だけを求めて不祥事を起こしてしまう会社は、企業理念が浸透しておらず、判断がブレてしまっているからです。

起業理念は仕組み化できない

企業理念は仕組み化ができません。

「想い」とは人それぞれで思い描くものなので、これをシステム的につくることはできません

進行感とは

進行感とは「理想に近づいていく実感」になります。

この進行感があることで、組織への帰属意識が芽生えます。

帰属意識があれば、組織が成長していくことに喜びを感じるようになります。

そうすると社員が会社の成長のために努力できるのです

進行感と企業理念

進行感を得るには、目的地である理想が必要で、この理想こそが「企業理念」です。

なのでこの「進行感」と「企業理念」がセットになっている組織は、とても強い状態です。

この状態で組織が仕組み化されていれば、社員がやめる理由は「その社員の自分自身の中」にしか存在しません。

仕組み化のない世界もある

最後にの仕組み化のない世界があることも知っておいてください。

友達とか家族、趣味の世界は仕組み化のない世界です。

なぜなら、これらは「替え」が効かないからです。

友達や家族はかけがえのないもので、他人が役割を替わることができません。

なので仕組み化の必要もないのです。

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