こんにちは、中華飯です。
今回は「頭のいいひとが話す前に考えていること」という本の書評です。
「この人、頭良いなぁ」そう思うこと、ないでしょうか?
本書はそんな頭の良い人が、話す前にどんなことを考えているか、を紹介した本です。
この内容を実践すれば、あなたも憧れていた「頭の良い人」になれる、そんな内容になってます。
是非読んで、内容を実践していきましょう!
頭の良い人が話す前に考えていること
結果は話す前に決まっている
頭の良い人が話す前に考えていること、それはずばり「思考の質を高める」ことです。
結局ですね、話が伝わらないかとか、そういう結果っていうのは話す前に決まってます。
なのですぐ話し始めるんじゃなくて、ちゃんと準備をしてから話してくださいね。
準備をして思考の質を高めれば、結果として「知性」と「信頼」が手に入ります。
第1章 「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則
思考の質を高める7つの道具
思考の質を高めるには、以下の7つの黄金法則を実行すれば良いと紹介されてます。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
とにかく反応するな
ここでいう「反応するな」というのは、怒ってる時の話ですね。
怒ってる時は、うまく思考ができない状態になります。
だから怒った時は、まずすぐ口を開かない。6秒ぐらいは待っ。そうすると怒りが収まります。
次に「相手がどう反応するか」っていうのを、いくつか案を持ってちゃんと話してください、と。
思考には2つのシステムがあるらしくて、1つは「早い思考システム」、もう一つは「遅い思考システム」です。
そして遅い思考システムをちゃんと活用してください。
早い思考システムっていうのは論理的に考えられない。
そこで間違うことが多いのでちゃんと遅い思考システムで論理的に考ましょう。
頭の良さは他人が決める
頭が良いというのはどういう状態か?
それは「あの人は頭が良い、と周りの人が認識している状態」です。
自分の知能指数とかは全く関係ありません。
人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する
女性から「青い服と白の服どっちがいい?」と聞かれたら、どう答えますか??
正解は「どっちが良いと思っているの?」と聞き返すことです。
女この質問をするということは、迷ってるということです。
青い服にも良いところがあるし、白い服にも良いところがある。
その迷っている理由を聞いてあげて、決断の後押しをする。
こうすることで、「この人、ちゃんと私のことを考えてくれている」と感じ、信頼されるようになります。
人と闘うな、課題と闘え
議論の勝ち負け、論破とかに労力を使わない。
その議論の奥にある課題をうまく抽出して、その課題に対して手を打つことができる、こういう人が頭の良い人です。
伝わらないのは、話し方でが悪いのではなく考えが足りないせい
考えてないから、伝わらない。
考えが足りない状態では、いくら話術を磨いても伝わりません。
もう一つ気をつけなければいけないのは、賢いふりをすると馬鹿に見えるということです。
賢い振りは、本当に賢い人から見るとばれてしまうので、結局頭が悪く見えます。
知識はだれかのために使って初めて知性になる
本当に相手のためになるのか、というのを立ち止まってください。
その話、本当は自分が話したいだけじゃないですか?知識を披露したいだけじゃないですか?
一度立ち止まって「本当に相手のためになっているかどうか」を考えてみましょう。
承認欲求を満たす側に回れ
話す時って、自分がマウント取ったりして、自分の承認欲求を満たす人が多いんです。
でもそうではなくて、他人の承認欲求を満たす方が頭が良く見えるそうです。
他人の欲を満たすには2つの条件があって、1つ目が自信を持つことです。
自分で自分を尊重することができる人っていうのがやっぱり強いそうです。
他人の承認を必要としないから、自分が他人の承認欲求を満たす側に回ることができる。
他人の欲を満たす条件の2つ目は、口ではなく結果で自分自身の有能さを示すこと。
他者を褒めつつ、自分は何でもない人間ですよっていうのを言えるようになると、他人の承認欲を満たすことができます。