保険があなたの人生を危険にする!その2 不要な保険の見分け方

保険代を節約する方法
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こんにちは、中華飯です。
今回は、必要な保険の見極め方について紹介します。。

前回の記事で保険は人生で高額な買物で、
総額2,000万円払うことになるケースを説明しました(前回の記事はこちら)。
保険にこんなに払うのは馬鹿馬鹿しいので、
是非今回の記事を読んで見直ししていただいて、
あなたの人生がより豊かになれば嬉しいです。
では早速いきましょう!

保険の必要性と見分け方

保険代の節約というと、
・相見積もりをとる
・豊富な知識を持つベテランに相談する
という対策が多く見受けられます。
しかし、これらは多少節約ができる可能性はあるものの、根本的な解決にはなりません。

ではどうすれば良いかというと「不要な保険を解約する」のです。
「今契約している保険の見直しをする」程度では、
うまくいって2割程度しか節約できません。
そうではなくて、「本当に必要な保険」にだけ契約するようにすれば、
場合によっては5割以上節約できます

次に問題になるのが、「本当に必要な保険」をどのように見分ければ良いか、です。
そのために、そもそも保険とはどのような時に備えるものか、を考えてみましょう。

保険とは、あるリスクのある事象に対して、発生した時の損害を補填する物です。
例えば
・リスク:病院に入院することになって収入がなくなる
・補填:入院費を受け取る
みたいな感じです。

ここでリスクが起こる確率と、損害額の大きさを考えてみます。
リスクが起きやすいのか起きにくいのか、損害額が大きいのか小さいのか、を考えると
次の4つのパターンになります。

■リスクと損害額のパターン
① リスクが起こる確率「」×損害額「
② リスクが起こる確率「」×損害額「
③ リスクが起こる確率「」×損害額「
④ リスクが起こる確率「」×損害額「

順番に見ていきましょう。

【①】
これについては保険で備える必要はありません。
例えば停電が2日続いて食材が腐る、みたいなケースです。
日本で停電が2日続くことはめったに発生しないし、
発生したとしても腐った食材の費用はたかがしれてます。
保険に入らなくても、普通に生活していれば対処できると思います。

【②】
これを保険で備えてはいけません。
例えば傘を持たずに出かけて、雨が降ったから傘を買った、という事例です。
この様な事に対しては保険で補填するのではなく、
傘を忘れないようにして対処するのが良いです。

【③】
この場合のみ保険で備えます
「起こる確率が低いけど、発生したら損害の大きいもの」
こういったものは保険で備えます。

【④】
これは保険で備えることはできません。
例えば戦場のカメラマン。
戦争の現場に行ったら高い確率で亡くなってしまいます。
こういったことには関わらない、近寄らないのが正解です。

ここで注目したいのが②のケースです。
何故②を保険で備えてはいけないのか?
それは「保険にはお金がかかるから」です。

例として、1事故当たり7万円もらえる自動車保険を販売して、
100人で1000円の保険料を徴収したとします。
合計10万円徴収して、支払われる金額が7万円です。
事故を起こした人が1人でであれば、その人がもらう保険金が7万円になるイメージです。
この例からわかる通り、保険料を払う側の立場からみると、
保険というのは全体としては損をする仕組みであることが理解できます。
10万円集めて10万円配るのであれば、どこにも利益を出すところがないので、
そういった商売は成立しません。
詳細は前回紹介しましたので、まだ読んでない方はこちらからどうぞ。

不要な保険の具体例

上記から、不要な保険は②のケースであることがわかりました。
具体的にどの保険なのかというと、下記の4つです。

■不要な保険
・医療保険
・貯蓄型生命保険
・個人年金保険
・地震保険

この4つの保険は、いずれも不要です。
逆に必要にな保険は下記です。

■必要な保険
・火災保険
・自動車保険
・個人賠償責任保険
・掛け捨て型生命保険

今回は長くなってしまったので、詳細な説明は次回行います。

まとめ

今回は不要な保険の見極め方を紹介しました。
必要な保険の見極め方はリスクと損害額の関係です。
リスクが起こる確率「小」×損害額「大」、のケースが必要な保険で、
残りは不要です。
具体的には不要な保険は「医療保険」「貯蓄型生命保険」「個人年金保険」「地震保険」、
必要な保険は「火災保険」「自動車保険」「個人賠償責任保険」「掛け捨て型生命保険」です。
次回は、これらが何故不要(もしくは必要)なのか、を解説したいと思います。

これからも役に立つ情報を発信していきます。フォローしていただけると更新を見逃すことがありませんのでよろしくお願いします。

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