賃貸住民に朗報!プロパンガス(LPガス)料金が安くなる方向性が決定

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こんにちは、中華飯です。
今回はプロパンガス料金の今後について紹介します。

「プロパンガス料金高いな」と思いませんか?
今回はそんなプロパンガス料金が下がるかもしれないよ!という解説をします。
そもそもプロパンガスが何故高いのかも紹介しますので、是非最後までご覧ください。
それでは早速いきましょう!

そもそもLPガス料金が何故高いのか?

LPガス料金は高いです。
都市ガスとプロパンガスを比べると、
一概には言えませんが、だいたい2倍くらいします。

ではなぜプロパンガスは高いのでしょうか?
理由はぼったくっているからです。

え??と思われる方もいるかもしれませんが、これが事実です。
なぜぼったくることができるのかというと、
理由は2つあります。

1つ目は「競争してないから」です。
プロパンガスは地域毎に料金を取り決めしていて、
価格競争が起こらないようにしてきました。
このため「どの会社を選んでもみんな高い料金」という、いびつな構造を維持しています。

2つ目は「大家の負担を消費者から徴収しているから」です。
賃貸では給湯器が壊れたら、大家の負担で修理する義務があります。
この時に「ガス会社が給湯器代を肩代わりする代わり」していて、
その代わりに「修理の代金をガス料金に転嫁する」ということをやっています。
つまり、大家が払うべき料金を消費者が払っているのです。

こういうことがまかり通るのは、プロパンガスが自由料金だからです。
都市ガスや電気は公共料金なので、勝手に値上げはできません。

プロパンガス(LPガス)料金を透明化する動き

しかし、そんな状況が変わりそうです。
7月24日に、経済産業省が下記を決めたのです。
・ガス供給とは関係がないエアコンなどの設備費の上乗せを禁止する方針
・料金の内訳明示も義務化

2027年度の施行(4年後)を目指すとのことで、
ようやく都市ガスの料金に近づく第1歩を踏み出した感じです。

少し気になるのは、説明の中には「ガス供給とは関係がないエアコンなどの設備」とあるので、
給湯器などの「ガス供給とは関係がある設備」は、引き続き上乗せされる可能性があります。
ただその場合でも「内訳明示も義務化」されるので、
すこしは抑止力になるかもしれません。

今できる、プロパンガスを安くする方法

とはいえ、「2027年まで待っていられないよ」という方もいると思います。
そんな方のために、安くする方法を紹介します。
といっても、プロパンガスを安くする方法はあまり多くありません。
一番効果的なのは、「ガス会社を変えること」です。
下記で料金比較して、安い会社に乗り換えるのが一番簡単で効果が高いです。

【オススメ料金比較サイト】
プロパンガス比較サイト

ただし、これは個人でプロパンガスを契約している方に限られる方法です。
賃貸だと大家にプロパンガス会社決定の権利があるので、
交渉すらままならないでしょう。
住民全員の合意を取り付ける等して交渉すればできないことはないものの、
だいぶハードルが高い感じです。
(だからこそ、プロパンガス会社が強気にぼったくってくるのですが)

今回のまとめ

今回はプロパンガスの料金の動向について解説しました。
2027年目途に「設備費の上乗せ禁止」「内訳の明示義務化」が実施される予定です。
消費者にとっては料金が安くなる可能性のあるニュースでした。

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