こんにちは、中華飯です。
今回は確定拠出型年金の活用方法について紹介します。
確定拠出型年金は、税制面で非常に有利な制度である一方、
活用しきれていない人が多いです。
今回の記事を読めば、
確定拠出型年金を具体的にどうやって運用すれば良いか、がわかります。
Z世代(18歳~25歳)のアンケート結果を元に解説していきます。
それでは早速いきましょう!
確定拠出年金
まず概要から説明します(ご存じの方は飛ばしてもらってOKです)。
確定拠出年金とは、私的年金の一種です。
「私的」とあるように、
「国」からもらうのでななく、「自分」で準備する年金です。
「確定拠出」というのは、
積み立て額が決まっている、ということです。
逆に言うと、積み立て額が同じでも
人によってもらえる金額が違う、ということです。
Z世代のアンケート結果
それではアンケート結果を見ていきましょう。
この結果を要約すると、
・4割以上が自分の投資している商品がわからない
・3割以上が元本保証を望み、最多。3割近くが基準なく投資している
・商品は自分で決めるが約半数
これを見た中華飯の正直な感想は「もったいないな」でした。
何がもったいないのか?
もったいないと思った理由は、確定拠出年金の有利な制度を生かしきれていないからです。
確定拠出年金の最も有利な点は
「利益に税金がかからない」ことです。
普通に株式投資をしていると
利益は「譲渡所得」として約20%の税金がかかります。
例えば100万円で株を買って、200万円で売った時は、
20万円が税金としてもっていかれて、残りは80万円です。
これが確定拠出年金であれば100万円そのまま利益になります。
(細かい話をすれば「退職所得」で税金払いますが、譲渡所得よりはずっと低い税率で済みます)
また以前もお話しましたが、
投資期間を15年以上とれば、元本割れのリスクはほぼ0です。
これは過去1970年~2020年までの50年間の株価推移の調査結果で、
どの15年間を切り取っても損するケースはなかったことがわかっています。
であれば、今回のアンケート対象の最年長でも25歳ですから、
40歳未満で会社を辞めない限り「株に投資する」のが最適解になります。
中華飯のおすすめは「全世界」もしくは「S&P500」のインデックスです。
会社によってはこれらの商品がない場合もあるでしょう。
(かくいう中華飯の勤務している会社にもありません)
その場合は、これらに準じた商品を選択するか、
iDeCoで運用するのが良いと思います。
今回のまとめ
今回は確定拠出年金の運用の仕方についての内容を紹介しました。
Z世代の若い人のアンケート結果から、
「よくわからず」「元本保証の商品」を選んでいる人が多いことがわかりました。
そして、15年以上投資する確定拠出年金では
株式の「全世界」か「米国」のインデックスを選ぶのが最適解です。
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