こんにちは、中華飯です。
前回はインフレの原因である、
需要の増加と供給の減少の理由を解説しました。
今回は、
・今、世界中でインフレになる理由
・インフレに備えるにはどうすれば良いか
を解説します。
日本はこれまでデフレだったので、
インフレの時の対策がわからない人もいるかもしれません。
そんな方は是非最後まで一読ください!
世界中がインフレになったきっかけ
今、世界中でインフレになる理由は、
結論から言うと、コロナウィルスが原因です。
中国の武漢から始まったウィルスが世界に蔓延したことで、
世界中でインフレになっているのです。
前回、モノの需要が増加し、
労働者のマインドの変化により供給が減少したことを説明しました。
でもこれらのことは今まで起こったことはなかったのでしょうか?
答えは「今までも起こっていた」のです。
では今回は何が違うのでしょうか。
実は
「急に」かつ「同期して発生した」ことが今回の特徴です。
どういうことでしょうか?
キーワードは「急」と「同期」
コロナの危険性がメディアを賑わすようになって、
みんなが危機感をもつようになった、
これが「急」と「同期」の理由です。
生物は危険に対して敏感な性質を持っています。
人間も例外ではありません。
「致死率が高い」
「コロナウィルスの感染力が強い」
「後遺症が残る」
このような情報は話題になりやすいし、
記憶に残りやすいのです。
こうして瞬く間に情報が拡散し、
「時間をかけることなく」「みんなが一斉に」外出しなくなったのです。
通常はこのように「急」に「同期」することはありません。
居酒屋を例に説明しましょう。
居酒屋は数年前まで大勢が集まる場所でした。
集まって騒ぐことが好きな人が行く場所だったのです。
しかし、世の中の人全員が集まって騒ぐことが好きなわけではありません。
中には、静かな居酒屋が好きな人もいるでしょう。
居酒屋から人が離れて、閑散としてきたら、
静かな居酒屋が好きな人が、居酒屋に行くようになります。
このように、人間の嗜好には多様性があるので、
ある一つの方向にだけ進むことは普通は起こらないものなのです。
インフレになったらどうしたら良いか?
では、インフレになっている世の中でどうすれば良いか?
答えは「インフレに強い資産を持つ」です。
おすすめは「株」です。
「不動産」や「金」などもインフレに強い資産と言われてるものの、
不動産は価格が高く手がだしにくいし、
金は値動きが激しい上に金利がつかないので売却のタイミングが難しいからです。
「株」が何故インフレに強いかというと、
「株」を発行する企業はインフレの際に自社製品の価格を上げて、収益を増やせるからです。
逆にインフレの時に持っていると不利になるのは「現金」です。
今まで日本ではデフレだったので、
現金で持っていて損をすることはありませんでした。
しかし今後は違うと考えます。
今までとは考え方を変える時がきていると思います。
今回のまとめ
今回は世界中で発生しているインフレの原因がコロナウィルスであること、
インフレ時には「株」を保有することをおすすめしました。
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