こんにちは、中華飯です。
前回からの続きで「退去時」における賃貸契約を安くする方法を紹介します。
繰り返しになりますが、
退去時だけでも数10万円の差になります。
しかも今回の内容は、
普通の人が知らないのに、節約効果が高い、
言ってしまえば○秘テクニックです。
是非最後まで読んでいって欲しい内容になってます。
前回は、「負担しなくても良い費用を節約する」ことを重点に解説しました。
今回は「負担すべき費用をどのように安くするか」の観点で具体例を紹介します。
「え?負担しなくて良い費用があるの??」と思ったのであれば、
前回の内容を読むことをオススメします。
火災保険を活用する
まず火災保険を活用しましょう。
火災保険には、なんと「偶然壊してしまった物を修理する」ことができてしまいます。
例えば、
・子供が壁に落書きをした
・物を移動する時に、壁紙を剥がしてしまった
とか、
まさに「退去時に負担すべき費用」が火災保険でカバーできるケースが多くあります。
しかも、これらを修理しても保険料はあがりません。
つまり無料です。
(ただし火災保険の契約内容によっては、無料ではない場合もあります)
これを使わない手はないですよね??
ただし、1点注意点があります。
それは「破損した時点で請求すること」が前提です。
つまり、「退去時にまとめて火災保険で修理」はできません。
火災保険を活用する場合は、
退去するより前に、事前に行うことが肝心です。
減価償却を考慮にいれる
今回の紹介で何回もでてきてますが(誰しもやってしまいがちなケースです)、
例えば「4年間住んで、壁紙を一部剥がしてしまったケース」を考えてみます。
この時の請求が「単価600円×20m2=12,000円」だったとします。
(この「600円×20」で請求されていることが重要です。
知らなかった方はこちらを読んでください!)
その場合、12,000円を払う必要はありません。
「え?どういうこと??」と思われたでしょうか。
これは単価から推測するに新品の値段です。
そして繰り返しにはなりますが、新品の値段を払う必要はないのです。
なぜなら、この中に住居者が負担しなくても良い費用が含まれているからです。
負担しなくても良いのは「壁紙が劣化した分」です。
具体的には、壁紙は6年で価値が0円になると決められています。
そうすると、今回のケースでは4年が経過しているので、
壁紙の価値は12,000円⇒4,000円に減っていることになります。
なので、今回のケースの場合支払う費用は「4,000円のみ」となります。
この「6年で価値が0円になる」という考え方を「減価償却」と言います。
住居者がこういうことを知らないのを良いことに、
業者は不要な費用を上乗せしてきます。
逆に、交渉するときは、
こちらが「ある程度知識を持っている」ことを伝えるように交渉します。
具体的には、下記の様に伝えます。
「この請求書には減価償却費の考え方が入っていません。
壁紙は6年償却なので、2,800円にしてください」
こう伝えると「こいつわかってやがる」と認識されて、
ぼったくりは解消されます。
まとめ
中華飯も以上のことを実践して、
退去時の費用を10万円以上削減できました。
みなさんも騙されないように、一緒に学んでいきましょう!!
これからも役に立つ情報を発信していきます。フォローしていただけると更新を見逃すことがありませんのでよろしくお願いします。
【関連記事】
保険に入ることであなたの人生が危険になる!その5 必要な保険編◆ステップ1-節約編【保険代】
賃貸物件を安くする裏技!新規契約時-相見積り編