こんにちは、中華飯です。
今回は前回までに書ききれなかった点を、
紹介していこうと思います。
資産的にどちらが得か?
持ち家と賃貸が資産的にどちらが得か?については
「ケースによる」と紹介しました(詳細はこちら)。
このことについて詳細を書きたいと思います。
資産的にどちらが得か?を簡単に決められないのは、
前提条件が人それぞれだからです。
一番大きいのは、
賃貸であれば家賃(≒住む広さや場所)を変えられるからです。
想像してみてもらえるとわかると思うのですが、
人生のステージによって、
最適な広さは変わります。
・結婚したての頃:2LDK
・子供が生まれた頃:3LDK
・子供が大きくなった頃:4LDK
・子供が巣立った後の老後:2LDK
※持ち家買うのは結婚した後のケースが圧倒的に多いため
独身の時はケースとして紹介してません
といった感じです。
2LDKと4LDKで家賃が違うのは容易に理解できると思います。
ここで大事なのは、
3LDK~4LDKといった広い間取りが必要なのは
ざっくり20年くらいの期間ということです。
住む期間を25歳~75歳の50年間として(これでも少ないと思いますが)、
半分以上の期間は2LDKの広さがあれば十分なのです。
もう一度想像してみてください。
老後妻と2人暮らしになった時、
4LDKの広さが必要ですか?
無駄な広さは空虚感を生みます。
掃除する手間も冷暖房費も余分にかかります。
そんなことにお金をつかうのはムダではないでしょうか。
ハウスメーカーの営業の方は、
こういったことは教えてくれません。
あたかも賃貸がずっと4LDKに住む前提で
「持ち家の方がお得」と言ってきます。
くれぐれも騙されないように気を付けましょう!
賃貸のその他のメリット
賃貸の大きなメリットとして、
「勤務場所の近くに住むことができる」
ことがあります。
読んでくれているあなたは、
通勤時間どのくらいかかっているでしょうか?
違った視点で見ると、
人生の大切な時間を通勤時間にどのくらい割かれているでしょうか?
はっきり言うと、通勤時間はムダです。
人生の中で最優先で排除すべき時間です。
なぜなら、通勤時間は一生で考えると
膨大な時間になるからです。
例えば、通勤時間が片道1時間のケースを考えてみたいと思います。
22歳~60歳までの38年間で考えると、
・片道1時間=1日2時間
・1日2時間=1カ月で40時間
・1カ月40時間=1年で480時間
・1年480時間=38年で18,240時間
どうですか?
ものすごい時間ですよね??
「片道1時間なら大丈夫」と思っていても、
1年だと480時間です。まる20日間ですね。
1年の内、20日間も通勤時間に割かれているんです!
38年だと760日です。2年以上です。
寿命が2年縮んでいるのと同じです。
こう言うと、たいてい
「通勤電車の中で本を読んでいるからムダな時間ではない」
という反論がきます。
そういった方に聞きたいのが、
「電車の中のうるさい状態」と「家でリラックスした状態」の
どちらで本読みたいでしょうか?
殆どの人が「家」で読みたいと思うはずです。
通勤には「時間」と「労力」がかかっています。
本を読む時間にあてることで、
「時間」の部分はある程度リカバリーできると思うものの、
「労力」の部分は取り返せません。
その労力が1年で丸20日分です。
削らない理由がないですよね。
ということで、
「勤務場所の近くに住む」は必須事項です。
これが持ち家と賃貸、どちらが実現しやすいかというと、
間違いなく賃貸です。
これが中華飯が賃貸一択といっている理由の一つです。
ただ、昨今リモートワークが増えてきました。
通勤時間短縮も、
人によっては限定的な効果になるケースもあるかな、
と思って、本編の解説には入れませんでした。
いかがだったでしょうか?
もし「これは持ち家と賃貸どちらが良いの??」と
疑問に思うことがあればご連絡ください。
中華飯の意見を紹介させていただきます。
これからも役に立つ情報を発信していきます。フォローしていただけると更新を見逃すことがありませんのでよろしくお願いします。
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