こんにちは。中華飯です。
前回「資本家」と「サラリーマン」の話で、
資本家は有利、サラリーマンは不利な立場にいることを書きました(前回の記事はこちら)。
不利な立場にいたら、そこから有利な立場に移ろうとするはずです。
しかし、現実でサラリーマンから資本家に移動するひとはごくわずかです。
なぜこんなに少ないのか?
今日はその理由を紹介したいと思います。
サラリーマンが資本家を目指さない理由1
資本家になれば、働かなくてもお金が手に入ります。
でもサラリーマンは資本家を目指そうとせず、
せっせと働き続けています。
その理由の一つは、資本家の事実を知らないからです。
「社会にでたら働いてお金を稼ぐ」
学校教育であなたもこう教えられたのではないでしょうか?
でも実際は「働かなくてもお金を稼ぐ人」がいます。
そして、そのことは普通に過ごしていたら知らされません。
だから普通の人は資本家のことを考えません。
考えないように情報統制されているのではないか、
と疑ってしまうくらいです。
なので、この事実を知っているだけでも、
周りの人とは頭ひとつ抜けることができていると思います。
サラリーマンが資本家を目指さない理由2
もう一つの理由は、サラリーマンをずっと働かせる仕組みがあることです。
人ををずっと働かせるのに最も簡単な方法は、
「借金をさせること」です。
何故かと言うと、借金をした人は毎月返済があるので、
仕事をやめることが難しくなるからです。
例えば年収500万円の人が3000万借金したとします。
年収500万だと、月の手取りは約32万円です。
一方、固定金利2%として返済期間が35年と仮定しても
月10万円返済しなければなりません。
こうなると月に使えるお金は22万円なので、
貯金することが難しくなってきます。
そうしたら、
「よし、一発奮起して、会社やめて起業するぞ!!」
とはならないですよね?
こうやって冷静に考えてみると少し笑い話のような気もしてきますが、
現実は世の中のサラリーマンがこの罠にハメめられてます。
20代では車をローンで買わせて、
30代で本丸の「住宅ローン」を組ませる。
「賃貸は自分のものになりませんが、家は資産になります」
「住宅ローンは減税があってお得ですよ」
「周りのみなさんはご自分の家をお持ちになってます」
という甘い言葉にのって
みんな借金しているのです。
そして、その返済期日は35年後の65歳前後です。
そうなると65歳まで働かざるを得ない状況になるわけです。
こうして、不利な立場にも関わらず働いてくれる都合の良い人間が生まれているのです。
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